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- 2022.02.09
【2/25金 19:30~ online】学校が「ホンネ」で語り合う場所になるためには?
~心理的安全性を目的としたコーチングの実践と、現場の教師と生徒のリアルな声をお届けします~

こんにちは、精華学園高等学校 探究アカデミー東京校の菊池です。
突然ですが、学校はどうしたら「安心・安全な場所」と言えるのでしょうか?
私自身も以前、中学校の教員として勤務していた経験がありますが、現場はとにかく多忙で、
授業の他にも部活動や保護者対応などで、とにかく休みなく働いてた経験があります。
生徒のためにと思い、「強い指導」で厳しく接することも、、
生徒も教師も「ホンネ」で語り合いたいと思うのが、学校に関わる身としての「ホンネ」ですよね。
今回ご登壇いただく本田祐介氏は、当校イベントのモデレーターを務めていただく有澤和歌子氏のコーチングの先生も務めているそうです。
当校イベントでは何度もお世話になっているワカさんですが、ご自身が本田氏のコーチングを体験していくうちに、「これは学校の先生には絶対必要なものだ」と確信したそうです。
実際、私自身も今、コーチングを勉強しているのですが、勉強していくうちにどんどん、コーチングって学校に必要不可欠なものだと強く実感しています!
学校の心理的安全性を確保するためには、どのようなコーチングが必要なのか、実際に企業を相手にコーチングに取り組まれている、プロコーチのリアルな話を詳しく聞いてみたい限りです!!
そして、学校の心理的安全性を語る上で必須なのが、現場の教師や生徒たちのリアルな「声」ですよね。
今回ご登壇いただくことになった、清水敬介先生は、愛知県の高校で教員をされております。
「学校の先生は生徒指導をする際に、成績による大学の選定方法のような話はするけれども、きちんとしたコーチングを学んでいたなら、もっともっと生徒にとって良い時間を作れのではないかと思います。」
本当にそうだよな、と、私自身も共感するばかりです。わかってはいるけど、それが中々できていないこの歯痒さ。
本当は、当事者である高校生にもその場にいて欲しいのですが、オンラインイベントの場で高校生が本音を話すというのは中々難しいことです。。
ですので、今回は高校生に一番近い、信頼できる大学生に登壇してもらうことになり、現在ワカさんの会社でインターンをしている大学4年生の蔵裕康さんに登壇をお願いしました。
「学校というのは、生徒だけでなく、先生だけでなく、両者が心理的安全性のもとに生活できる場所であった方が良い。そのためにどんなことが必要なのか、現状は、実際の現場はどうなっているのか」
こんなことを話す場として、当校のイベントで開催するに至りました。
学校現場は本来、「心理的安全性のある環境」を作りたいものです。ですが、様々なことが起こり、色々な理由が重なって、置き去りにされている場合もあると思います。
今回は、学校現場において、心理的安全性の大切さを再認識してもらうためのイベントにしていけたら幸いです!
中高生から社会人の方々、保護者や教育関係者まで幅広く参加が可能です。
たくさんのご参加、お待ちしております!!
【概要】
2月25日(金)[19:30-21:00]精華学園高校 探究アカデミー東京校主催 オンラインイベント
学校が「ホンネ」で語り合う場所になるためには?
〜心理的安全性を目的としたコーチングの実践と、現場の教師と生徒のリアルな声をお届けします〜
日時:2021年2月25日(金) 19:30-21:00
参加費:無料
場所:オンライン(Zoom)
※お申し込み完了後、当日のURLをお送りさせていただきます。
申し込み方法:下記URLからお申し込みができます。
https://forms.gle/DSurUACxbeWorKA77
■スピーカー■
本田 祐介(ほんだゆうすけ)

仕事面では、ベンチャー企業に入社し役員を経験した後、大手医療系企業に転職。全国の大学病院・大規模病院に対して人材領域コンサルティングを行なう。
大小規模企業の実務経験、経営者・従業員双方の立場で仕事をしていく中で、
「あれっ?なんで同じ人なのに急に活躍できなくなったり、逆に急に活躍しはじめたりするのだろう?」
と率直な疑問を持ち、改めて組織は個人とチームの相互作用でできていると実感。
個人がその人らしく活躍し、それが組織の成長にもつながる。そうなると一番いいよねと、これまた率直に思い、
「人の力を信頼し支援することで、個人と組織の成長を促す」をパーパスに会社をつくり下記の事業を行っている。
・チームビルディング研修・ライフプラン研修・ビジネススキル研修などの研修事業
・リーダーコーチング・コーチング型マネジメントプログラム・1on1アウトソーシングなどのコーチング事業
・組織に入りながら行うハンズオン型組織・人材開発事業
プライベートでは、 3人家族で一児の父。
夫婦のライフワークとしても、パーソナルなコーチングや、家族・チームなどを対象とした関係性のコーチングを行う。
また、子どもの誕生をきっかけに幼児教育に興味を持ち、モンテッソーリ教育を勉強中。(モンテッソーリ教育はコーチングととても近いです。)
清水 敬介(しみずけいすけ)

愛知県の私立高校で物理の授業を生業とする36歳。
20代の頃は心理的安全はどこ吹く風。「服装の乱れは心の乱れ」を心に刻み、鋭い目つきで生徒に緊張感を与えることが教員の務めであると先輩からの教えを実践していた。
2016年に生徒の部活動である「ビジネス部」を創り、心理的安全な「場」が生徒たちの挑戦する土台になることを確信するに至った。それからは心を入れ替え、今では目元にできる笑い皺がチャームポイントに(ただの加齢かもしれない)。
最近はキャリアコンサルタントの資格も取得し、心理的安全な生徒との関係作りに磨きをかけるも、現在は育児休業中なので、キャリアコンサルタントでの学びは娘に対して実践中。
蔵 裕康(くら ひろやす)

関西の大学4年生で、4月から東京の教育系の会社で働く予定の22歳。
高校受験時に、海外への幕然とした憧れを抱き始める。しかしながら、高校生では留学しないと約束し、国際コースがある高校に入学する。周りの友人が留学に行っているのを見て、どうしても高校生で留学に行きたいと思いが再燃する。そんな時に、トビタテ留学JAPANを知る。そして、高校2年生の夏休みにトビタテ留学JAPANを通じて、ガーナに3週間、国際ボランティアとして滞在。そこからアフリカが好きになり、高校・大学時代でアフリカに4ヵ国に渡航する。
当初は、中学校の数学教師をめざすも、ガーナでの経験から、アフリカの人たちが生まれた環境によって、機会の差が生まれないようにビジネスで貢献したいと思うようになる。特に、教育分野から理想を実現したいと考え、現在はDenmark株式会社でインターンをする。
大学生になり、トビタテ留学JAPANの渡航前の研修をお手伝いする中で、みんなの意見がどんどん出ることや、何百人の前で、自分の辛い経験を発表できる場を目の当たりにしたことで、心理的安全性に興味を持つようになる。
■モデレーター■
□有澤 和歌子(ありさわ わかこ)

Denmark株式会社 代表取締役、精華学園通信制高等学校 探究アカデミー東京校 親子の学び アドバイザー、Yoshida flamingo 帽子アンバサダー
富山県出身、青山学院大学経営学部卒、働くお母さん歴20年。旅行が趣味で40か国に渡航。
2020年にはデンマークのフォルケホイスコーレに留学。そこで得た気づきより2021年3月に会社 設立し、日本の子どもたち【透明の箱】に気づく教育サービス「Out of Box 」をスタート。日本国内 の学校を日本国内・世界と繋ぎ、子どもたちが箱を飛び出すきっかけとなる授業を企画・展開中。
「大企業の会社員」が自分の天職と思い、富士通株式会社にて25年働いた後、複数のベン チャー企業で勤務。
2016年よりキリロム工科大学(カンボジア)の事業に携わり、当時一人息子が中学生だったこと から、日本の中等教育の不思議を発見し、自ら教育事業分野に飛び込んだ。
日本の若者が、世界中の人たちと協働できる、笑顔で生きていける社会の実現を目指して匍匐 前進中。
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