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  • 2023.02.25

若者が作る新しい未来・Web3の世界とは?

ウェブスリー、ブロックチェーン、ダオ、エヌエフティ―、イーサリアム、トークン、アンゴウシサン、メタバース、何やら難しいワードを最近耳にするようになってきました。

よーし、私たち探究アカデミー東京校が「GTC(グローバルテクノロジーカリキュラム)」を新設し、このWeb3を高校1年時から学べる環境を創っちゃおう!

という経緯から、新設カリキュラムに焦点を当てたオンラインセミナーを2/24(水)に開催しました。

登壇者は、とわわ先生こと宮本永久(みやもと とわ)氏。

20歳の時、会社員として過ごしながら暗号資産の保有・運用をし続け、ブロックチェーンの非中央集権型の概念に興味を持ち研究を開始。

日本初、NFT専門アカウントとしてInstagramで数千人のフォロワーを集め、Web3を日本国内に広めようと奔走を続けている。

そして若い人材育成のために、通信制高校のWeb3カリキュラム開発と外部講師を担当しているWeb3の専門家である。

さて、まずWeb3業界でどのようなトピックがあったのかを紹介。

日本の小学3年生が夏休みの自由研究で書いた絵がNFTアートとして380万円で売れた事例。初めて稼いだ通貨は円でなくてイーサリアムなのですね。

60歳を過ぎたお母さんがNFTゲーマーとして半年で3500万円稼いだという事例もあった。若者だけとは限らない。

アメリカでは18歳の高校生がNFTアートで20億円の売上を上げたとか。

「ゲームなんかしてないで勉強しなさい」から「ゲームをして生計を立てる」に変化してきているようだ。

実際にフィリピンでは、NFTゲームで家を建てたり、生計を立てたり、している人が多くなってきている。

ところでWeb3って何だろう?

Web1.0で一方向、Web2.0で双方向、のやりとりができるようになった。

Web2.0でコミュニケーションの幅は広がったが、特定の企業が中央集権的に管理しているという欠点もあった。

複数の人々が分散的に管理するのがWeb3.0だ。これはブロックチェーン技術により可能になったことだと言える。

中央集権でなく分散管理だと何がいいのか?

セキュリティやプライバシーに関する問題がクリアになったのだ。

具体的に言えば不正が起こりづらい。

例えば、NFTマーケットでは売買の履歴が分かるため、転売(2次流通)の際にもクリエイターにきちんと報酬が入るのだ。

続いてアメリカ、イギリス、日本、のWeb3への方針を紹介。

国を挙げて力を入れている分野だと感じる。

ちなみに、アメリカでは暗号資産を通して日常生活ができるようになってきたため、若者は銀行口座自体を持たなくなりつつある。

日本では課せられる税率が高いため海外で起業する人も多い。

シンガポールで起業した渡辺創太さんは会社をつくったものの、企業主導ではなく利用者たちで運営していけるようなシステムにすることが理想と述べている。

これがDAOになっていくわけですね。

Web3関連の求人は400%増と言われている。

ここで求められるのは、どのような人材なのだろうか?

サーバー業務、セキュリティ対策、システム開発や運用、といったエンジニア。

メタバース内のキャラクターや建造物、更にはメタバース全体の構成や流れ、をつくるデザイナー。

メタバース内の案内スタッフ。

言われてみると「なるほど」という感じなのだが…ますます増えていくのではないかと感じます。

本日のセミナーのポイントとして、Web2.0からWeb3.0になり第三者を介さずに自由にデータを共有できるようになったことが挙げられる。

つまり自由なインターネット環境になったわけだ。

自由って何だろう?

今までGAFAMが管理していたアプリ以外のアプリが登場し始めた。

そこではユーザー自身がデータ所有をしているため、企業に個人情報をとられるリスクないのだということを理解できた。

さあ、ここで質問タイム。

「ゲームで稼ぐというのは、ゲーム大会で優勝することですか?」

ゲームにログインする、ゲームをプレイする、ことでトークンを得られる仕組みなのです。

ゲームの上手い下手とは関係ないのです。

「とわわ先生は、これらの情報をどうやって得ているのですか?」

速度はTwitter、分かりやすさはInstagram、と感じます。

PRtimes、コインテレグラフ、新しい経済、などNFTトピックの多いメディアを日々チェックしています。

興味を持ったNFTを実際に買ってみる なんていうのも勉強になると思います。

「何でもNFTにできるのですか?」

デジタルデータならできます。

紙に書いた絵や文字はPDFデータに切り替えられるので、つまりできちゃいますね。

NFTも複製はできる…が誰が作ったものか(オリジナルかどうか)分かることがポイントなのですね。

「数学や科学が得意でなくとも理解できますか?」

携帯電話が普及した時と一緒と感じます。

参入し体験することでウォレットのやり方など十分に覚えていけます。

「3Dモデラ―とは何ですか?」

平面的なスケッチを立体的にモデリングする人のことです。

設計図から実際の家を建てる人のイメージですね。

「面白いNFTゲームを教えてください」

MeteornRun(メテオンラン)という走りながらトークンを得るゲームがお勧めです。

ここで本日のセミナー終了。

本日参加してくれた皆さんにとって、今後Web3に触れるきっかけとなる90分間となってくれたら嬉しいです。

また、探究アカデミー東京校の生徒たちに、このような講義、授業を実施していきたいです。

今後も教育のトレンドを皆さんにお伝えすべくオンラインイベントを開催していきます。

引き続き宜しくお願いします。

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