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- 2022.05.22
防災館体感授業
5/20(金)は校外学習の日。
錦糸町の校舎から20分ほど歩き本所防災館を訪れた。
この本所防災館はツアー形式で見学しながら防災体験ができる施設となっている。

煙体験
火災で発生する煙には一酸化炭素が含まれている。火災による死因の3割は一酸化炭素中毒であることを知る。
説明のあと、視界を悪くするための偽物の煙の中、出口を目指す体験をした。
この体験により姿勢を低くし、誘導灯に従って進むことがポイントと分かった。


都市水害体験
地下浸水によって水圧のかかったドアを開ける体験だ。
思った以上に重い感触に驚く生徒たち。
更にアンダーバス(周囲の地盤面より低い位置をくぐり抜ける道路)で車が立ち往生した場合にドアを開ける体験装置も試してみた。
立っている時と違い、足を踏ん張れない分さらに大変だった。


地震体験
阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、と同じ震度を体験した。
事前に「揺れるぞ」と分かっていてもあの衝撃には驚いた。とにかく頭部を守りテーブルなどの下に隠れることが一番だと再認識した。

消化体験
消火器を使用する際のポイントは次の3つだ。
安全ピンを抜く。ホースを外す。レバーを握る。落ち着いてこの3つをやることができれば初期消火ができる。
実際に参加者全員が消火器を使用してみた。
安全ピンを抜いて、ホースを外して、レバーを握る。なるほど、こういうことか。
頭で分かっている以上に、実際に使用してみることの意義は大きいと感じた。


4つの体験を終えた後は、館内の資料などを見学して本日の授業を終了した。
この授業を通して、防災への知識が増えたことはもちろん防災への意識そのものが高くなったと感じる。また、自宅でどのような備えをしているのかを考えるきっかけにもなった。
