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  • 2021.10.04

10月1日(金)探究アカデミアを開催しました!

探究アカデミー東京校の石井です。

今回は嵐の一日だった。というのは本当の嵐のことで台風が関東地方(特に千葉県南部)に近づいていた。わたしは千葉県南部をめちゃくちゃにした数年前の台風を思い出しながら10月1日の一日を過ごしていた。よりによって今日がオンラインイベントなんて…。

でもイベントが開始するころには台風は過ぎ去りイベントが終わる頃には心の中が台風一過の青空のようになっていた。

そう、今回は10月1日にオンラインで開催された探究アカデミア
【世界に出たらコウなった!?幸せなオトナになるためには?】ータイ・タンザニア・ブータン編ー
をルポする。

その前に探究アカデミー東京校でイベントファシリテーターを務めてくれる 有澤和歌子さんが最近活動している、とある「テーマ設定授業」について触れておきたい。

それは、「幸せって何?」についてだ。

彼女はデンマークでのホイスコーレ留学経験を生かして幸せに対しての海外と日本の違いを日本の子供たちに伝えている。全国の学校の講演に呼ばれて今や日本全国を飛び回っているのだ。

和歌子氏は、私たちは、透明の箱の中に知らず知らずのうちに閉じ込められていないか?狭い価値観の中で生きていないか?と訴える。

Out of Box(アウトオブボックス)を銘打たれたこの活動は、幅広い価値観を身につけて、多様性を認め合おうという彼女の願いだ。

では一体それをどのように形にするのか?

そのひとつが今回のような講演会なのだ。これまでにヨーロッパの幸せの価値観を体感してきた和歌子氏はアジアに関しての幸福感(特に日本)については心配していた。

しかしアジアの中でも幸せの国と呼ばれる国がある。

それがブータンだ。そこで今回のゲストのお二人につながる。

一人目のゲスト、平山さんの若い頃の海外経験のスタートはとてもユニークかつ、はちゃめちゃだ。

27歳の時に初めて建築系の仕事を生かして海外勤務(青年海外協力隊)でブータンに赴任することになったのだが、活動を始めた時に、とある建物の修復を命じられた。建築系の経験が少ないながらも”修復”だったら何とかなるかもしれないと思ったら、その発注元がなんと”ブータンの国王”からだった。しかし20代で頭髪が真っ白くなるまで苦労しながら、国王が使う建物を設計し完成させたのだ。

二人目のゲスト、谷田貝さんに関しては、彼自身が価値観を変える体験をした”学生時代のネパールの旅の話”を紹介してくれた。

わたしはITとかあまり得意じゃなくて、、、と言いながら、用意された90枚以上のスライドは(実際には数%しかご紹介できなかったようだが)圧巻だった。

この頃はこんなことがあって、この時はあーでこうで、、、などと飄々と言いながら画面の向こうで満面の笑顔で語る谷田貝さんは、タイという土地で、一体この数十年間で、どんな幸せやどんな経験やどんな苦難と巡り会ったのだろう。そしてそれらと向き合って乗り越えてきたのだろうか?彼の話にどんどん熱が入っていくのに比例して心拍数は上がっていくのを感じた。

その彼の原点となった本がある。

それは「何でも見てやろう」(装丁画像)

この書籍が若き谷田貝青年の未来を変えた。日本での学生生活では、授業なんてそっちのけ全くやる気がなかったらしい谷田貝少年がとあるきっかけで先生とこの書籍の話になったのが運の尽き(いい意味でレールを外れた始まり)だったらしい。そこから自分自身が”何でも見てやろう”を実践しようと言う冒険の旅が始まった。

学生時代から活発に海外へ旅していた谷田貝さんの一方、平山さんは学生時代から就職して数年までは日本で鬱屈とした生活を送っていたのかもしれない。高校時代から大学時代、そして就職して数年は海外とは縁のない生活。学生時代にFENをAMラジオで聞き、アメリカにあこがれるも全く縁が無かったらしい。そして社会人になって4年がたったある日、仕事場でとある人にこう言われたそうだ。

「ボリビアの空はもっときれいだよ」
故郷のことをそう語る人物の話を隣で聞いていた平山氏はこう思った。

「俺は世界に出て行こう」と。もちろん海外生活は順風満帆ではなかった。若いうちから海外に出て、日本に残った大学の同級生との収入や生活の差を感じたこともあるという。辛酸をなめた時代もあっただろうが、今は同級生から”お前(谷田貝さん)の人生選択はよかったよなぁ”と言われることも多いんですよとこれまた太陽のような笑顔で語る。

谷田貝さんが若くして海外に出国した日、ご両親は全く納得していなかったと言う。海外に出た後はご両親は泣いていたと後で聞いたそうだ。しかしそれを聞いても日本に帰ろうと言う気にはなれなかった。平山さんも同級生と会うと、”お前、お金はあるのか?経済的に大変なんだろう?”というようなことを言われていた時代があったとか。そして谷田貝さんと同様、今になっては”いいよな~。やはり海外での自由な生き方ってうらやましいよな”と言う声を聞くようになったそうだ。
      
海外で怖い目にあったことがあるのですか?という質問に対しては、

(平山さんのお話)

モンゴルのある地域で、後ろに人がついたと思ったらあっという間にスリにあってしまった。しかも到着して3日目のことだった。ホテルやスーツケースの鍵も奪われてしまったものだから、ホテルに帰ってスーツケースをぶっ壊して開けたんだよという苦い思い出も語ってくれた。(谷田貝さんのお話)タイで怖い目にも合った。それは日本にも大々的に伝えられた洪水の災害だ。タイ北部から”琵琶湖3つ分の水量”が押し寄せてきたらしい。その話を聞いてぞっとしたという話をされていたが、聞いていた私もちょっと想像ができない情景だ。その時、子育て真っ最中でお子様がまだ乳幼児だったためにミルクとオムツの確保(つまりは子供の命を守ること)に必死になったそうだ。命を守る父親の姿が一瞬しかも色濃く伺えた。まあその他は怖いことはあまりないかな~。
ビジネスや事業経営で騙されたことが多々ありますので、それも含めて海外で怖いお話していいってことになっちゃうと僕の3時間講演会になっちゃいますけどね~ てへへ♪ 

想像を絶するであろう危うい経験をさらっと笑い飛ばす太陽のような人だなと少なくとも90分で4回は思った。

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会場からの質問として 「英語ってやっぱり大切ですか」と言う質問が出た。

象徴的だったのか平山さんの回答。

「英語よりも、日本語をしっかりしゃべれること、日本語で自分の信条をしっかり語ることが大切だと思うんだよね」

「英語がいくら話せても、その中身、話したい内容がなければ意味がないよ」

「語学力自体は必要に迫られたらついてきますから。(例えば英語を聞く耳は現地に行けば鍛えられるわけです)」

まずは立派な日本人になることです。」

と語ってくれました。

視聴者の質問から火がついて次から次へと質問が出てきた後半。

そのやり取りでも象徴的だったのは、谷田貝さん(タイ人の奥様とご結婚)が日本とタイの両国を知る娘を持つことができたことを誇りに思っていらっしゃること。

アジアに世界に何を残せるんだろうと日々考え、その環境と恵みをもらったことに感謝をしているお話。日本語は主語がなくても通じるといわれるが、それは日本のいいところも示しており、日本人の奥ゆかしさやチームに徹する国民性を表していると分析されていたこと。

日本の自然が豊かであること。

森林占有率の例を見ても日本の森林率は世界に誇れるのだ。

日本の古き伝統、カルチャー、最近話題のサブカルチャーも日本の宝であることも分かった。

海外のすばらしさを画面越しに存分に語りまくった後に聞く日本の素晴らしさには一本の映画を見ているような感動さえ覚えた。

次回探究アカデミアは10月29日開催予定。

今着ている服が地球の環境よ、、、汚しているって!?

以下のページから今から参加可能だ。

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