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  • 2022.01.27

茶道 体験会

皆さん、こんにちは。

探究アカデミー東京校の礒部です。

1月24日に授業の一環としてお茶会を体験してまいりました。スタッフである私も生徒と一緒に参加させていただきました!

場所は東京メトロ半蔵門線と都営地下鉄大江戸線の接続駅となる清澄白河駅。この駅を降りて1分ほどの距離にあるレトロモダンな清州寮という建物に入りました。

ここで私たちは武井宗道先生と濃い90分間を過ごすことになる。

宗道(そうとう)先生は弟子入りした家元から独立し、現在は流派に依らない茶の湯を伝えるべく活動されている方です。

ちなみにサウナで整った状態で茶を喫する「サウナ茶」という会も催したりするそうです。そちらも興味津々ですね~。

今回は作法云々ではなく、茶道というものが何たるかを体験と共にレクチャーしていただきました。

茶道とは謎かけである。飾られているもの、使われている道具、などに亭主なりのテーマがある。それを客が感じることを楽しむのである。宗道先生のおもてなしの心が時間と共にひしひしと感じられました。

また、亭主の用意したものを飲むということでこの上ない信頼関係が築ける。今はコロナ禍のため減っているようですが、一つの茶碗を複数名で回し飲みすることなどは客側でも一体感が生まれるそうです。茶の湯が広まり始めた戦国時代には毒殺の危険があったわけですからね。

「もし火事が起こったら何を持って逃げるでしょうか」という質問をいただきました。茶器や茶釜などではなく答は「灰」でした。その理由はぜひ体験して質問してみてください。

本日一緒に体験した生徒がこんな感想を言っていました。

「なにかと情報過多な時代の中で、亭主の所作だけ見て静かな時間を過ごすことができたのが貴重でした。」

時間…そう言えば、あの空間には時計がなかった。差し込んでくる太陽の角度や、飾られている花の蕾の開き具合で「刻」を感じました。

以上です。

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